不動産投資信託の利益相反

現在、日本の不動産投信で懸念される利益相反というのは、不動産投信の運用を行う不動産投資顧問の会社のレベルで親会社の介入が起きないか、そして対象資産の管理や運営を受託する業者のレベルで不動産投信よりも自らの親会社などを優先するのではないかなどの懸念です。つまり投資家たちは、投資顧問が親会社から購入した価額は適正か親会社などに業者としての能力がないとき排除できるか、優良テナントに対して業者は親会社と不動産投信のどちらを優先するのか?などの疑念を持つ事になります。

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